2016年03月13日

いつでもどこでもみんなの季節は春か? 妖怪名IME更新です 

相田洋さんの「中国妖怪・鬼神図譜」から追加

中国・清末期に発刊されていた「点石斎画報」という新聞的なものがありまして、当時の時事ネタからゴシップ、風習や風俗といった様々な事がわかるものがあります。この画報から怪しいものを集めたのがこちらの本になります。

無常鬼 むじょうき
中国で六朝時代以降に現れたあの世から魂を捕縛するためにくるとされた黄衣の使者。白無常と黒無常がいる。

走無常 そうむじょう
無常鬼の役をやらされた人間。死人が増え冥界に手が足りなくなり登場したという。活無常とも。

討替鬼 とうたいき
身代わりを求める幽霊。水死すると、その場に魂が拘束され、変わりがないと生まれ変われない為、生者を殺そうとする。まれに慈悲深い鬼もいて、人を見逃していたところ、土地神になった話もある。

虎鬼 こき
虎に殺され、死後は使役されるという霊。虎のために、新しい獲物をおびき寄せるなどしたという。


狐精 こせい
狐狸精とも、狐魅とも呼ばれる狐の妖怪。妖怪のうちは人の精気を盗むが、力が高まると胡仙、狐神と呼ばれる。日本のお稲荷さんと同じく中国にも狐を祭る祠が多くあったという。

猫怪 びょうかい
猫の怪異。狸奴(りど)ともいう。狸はタヌキでなく、ヤマネコのことであり、山中の怪異が街の猫を操っているとも。

蛇妖 じゃよう
蛇の妖怪。有名どころでは白娘子など。古くは蛇は多く信仰されていたが、多くの災いをもたらすともいわれた。人に化けるものもあったが、大きくなり洪水をおこし、町を水没させることもあった。

鼈妖 べっかい
すっぽんの妖怪。すっぽんの腹の中には鼈宝というものがあり、身に着けると目がよくなり、地獄まで見通せるという。時には人に化け、人を惑わしたり、ものを盗んだ。

蛛精 しゅせい
蜘蛛の妖怪。千年経て、人の姿をとるものもあった。龍と戦い撃退するものもあったという。その場合は朱という姓を名乗ることがあるとか。

樹精 木妖 じゅせい もくよう
木が化けたといわれるもの。自らが切られないように道を惑わしたり、人にみだらなふるまいをしたという。木々により様々な種類がある。









何その話という方は
妖怪用のIMEを作ってみました 
http://youkai.seesaa.net/article/2086247.html を見ていただければと

もうしっている方はこちらに
http://youkai.up.seesaa.net/image/tango.zip
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2016年02月14日

百鬼夜行 天変地妖 色んな名前を記憶して みんなのミームになりたい 妖怪名IME

妖怪名IME、山口麻太郎 『西海の伝説』から追加
その際に壱岐の話や、行基菩薩のことをいろいろ調べてましたら、いろいろあったんでそのあたりも

何その話という方は
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コウズ鳥
長崎県宮原名で梟の形をした馬の幽霊。ある寺で飼われていたが、世話をする小僧(コウズ)が、世話を怠り枯草ばかり与えていたところ死んで化けたという。「コウズ、コウズ、枯草ドスコ」と鳴くという。

鬼火石
壱岐には腰に襤褸をまいた半裸の大男(鬼)が盛んに火を焚くものを鬼火と呼び、定まった場所がいくつかあると言われている。鬼火岩もその一つであり、郷ノ浦山神山の裾にある。昔はここで毎晩のように一丈あまりの高さの大男が出て盛んに火を炊いたという。

もの言い山
壱岐にあるという山。季節の変わり目や、雨の降る夜など、楢の葉を着た化け物が出たという。時には話し声が聞こえる事もあり、もの言い山と呼ばれるようになった。

やかしら屋敷
壱岐にあるという屋敷の跡。4メートル平方程の二基の墓がある。夜、白衣を着たものが馬に乗って出る、轡の音がするが姿がないといった奇怪な事の絶えない土地とされ、崇りがあると言われた。

殺生橋
熊本県宇土にあったという橋。夜になると怪しい光を放ち、橋に触れたものは怪病にかかり狂死した。昼も、通行人が息も絶え絶えになったという。この橋は百済から大津波に流されたものと言われた。通りかかった行基により、錫杖で橋げたを打たれ七つにされ海に流された。流れ着いた場所で橋であった木材を使い仏像を彫り、霊場とした。

栗隈王
 橘氏の祖であり、河童をはじめ、水界の主とされた。栗隈王は筑紫太宰の長であり、当時は大陸や半島との関係が微妙な時期であった。都で壬申の乱があり、大友皇子と大海人皇子の争いがあった際に、助力をこわれたが、内憂にかまけて外患を招くと断った。
 長崎の水神社には、毎年五月五日に河童にごちそうする習慣があり、その様子は神主の渋江さんにだけ見えたという。その際に、河童には竹を、人間用には煮た筍を出した。それを見た河童は人の強さにおののいたという。渋江家では来客がある際に、水神社の裏にある河童石(どんく石とも。どんくは蛙の方言)に献立を置くと、用意されていたという。この石は川立神が宿るとされ、苔の模様などから、雨乞いの際に占いに使われた。また、神社には河童文字といわれる文字で書かれた河童の詫び証文が残っている。

 ちなみに神社の祭神は俗称は川太郎といわれる兵統良神(ひょうすべらがみ)である。昔、渋江さんのご先祖であるが橘氏が、大和の国の春日にあり、飛騨の匠が春日神社を造営の際に木偶を操って。作業した。これを猿沢に投げ入れたところ、水魅と化して霊威を現したので神として祭った。橘氏が筑紫の国に来た時に一緒にきたという。
 カッパの親玉は兵主部的な話を聞くけど、いまでもその話が残っているのは、おもしろさがある

参考 長崎都市初め、願掛け、お札、肌守り
http://www.city.nagasaki.lg.jp/nagazine/hakken0901/index1.html


空仙鬼と難林王
雲仙に鬼石というものが二つあり、それぞれ男女の鬼が化したものという。行基と遭い、それぞれが加持され、変わった姿という。それぞれ男の鬼を空仙鬼、女の鬼を難林王という。

 
posted by 九十九屋さんた at 09:49| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪名IME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月27日

人間がたべたい 妖怪名IME2015年6月の更新分の説明

妖怪名IME、今回は杉原丈夫 「越前若狭の伝説」から追加。

何その話という方は
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百間堀
夜遅く通ると、赤子を抱いた若い女が出て、用事の間、子供を抱くのを頼むという。別に重くもないと持っているとだんだん重くなり、落としてしまうという。正体は堀に住む河童ともかわうそともいう。

一国女
福井城のおすみやぐらで出たという。一国という女の霊とも、大阪城で死んだ淀君の霊ともいう。見張りをしていた侍に公にしたら死ぬと告げた。この話が伝わるのは彼の犠牲のためである。


一国 いっこく
福井の殿様がお城にいると美しい女の絵姿が風で飛ばされてきた。その娘は探し出され、城に呼ばれた。残酷な行いをし、殿様は廃嫡された。淀君の霊が美女と化し、殿様を誑かし国を滅びしたものという。

陸耳御笠 くがみみのみかさ
祟神天皇の頃、若狭の青葉山にいたという土蜘蛛の主。田畑を荒らしたり、物を盗んだので皇弟の日子坐王に討ち取られた。

五王さま
大沼があり蛇が住んでいた。千人の子があり、餌を求め荒らし回ったので、娘を生贄に捧げた。しかし、娘を毎年捧げるのに耐えきれなく、五王さまとして祭り、団子を一軒から千十ずつ備えるようになった。

鬼輪王
甲賀三郎が兄弟と、海と山、どちらが恐い物がいるかという言い争った。山を主張する三郎が、若狭の高懸山で出会ったという魔王。穴を本拠としており、中に維摩姫を捕らえていた。
posted by 九十九屋さんた at 17:38| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪名IME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年06月24日

てんぐちんに見る古代の幻

 みなさんはてんぐちんさんをご存知でしょうか?
 
 ご存じない方は是非検索用いただいて。
 口頭でもうしますと赤鼻の天狗面を被った女性です。

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 彼女を見ていると何か妙な気持ちになるのは何かと思ったのですが、今日分かったので。

 顔の天狗面は鼻が立派な天狗面で、俗信のレベルでは、鼻の大きい男はあれも大きいといった話があり、男性の性的なシンボルとも言えます。

 身体は女性ですね。彼女のTwitterを見てたいただくと、ときおり半裸の姿を観る事ができます。
https://twitter.com/tenguchin
 その姿は両性具有なので、認識が混乱します。

 数年前、アングラ舞踊を見た際にこの逆のパターン。男性が女性の所作を模したものを見ました。その際は、同じように認識の混乱を覚えました。
 男性でありながら女性、女性でありながら男性、そうした混乱の中で何かが訪れるような錯覚があり、ああこれが昔の人の感じたマレビトなのだと感じました。

 今回のてんぐちんを似たものかと思ったのですが、自分が思い出したのは、天岩戸のことでした。

 天照大神がお隠れになり、岩戸にこもられた際、引っ張り出すために、宴をしたと言う神話。
 その中心となったのが、アメノウズメ。歌舞演芸の女神ですね。
「槽伏(うけふ)せて踏み轟こし、神懸かりして胸乳かきいで裳緒(もひも)を陰(ほと=女陰)に押し垂れき。」 
 彼女は半裸で踊り、喝采を浴び、その騒ぎで気になった天照大神は戸を開けてしまい、そこから引っ張り出されるのです。

 その後、アメノウズメは天孫降臨の際にサルタヒコという神と争う事になるのですが、こちらの神様、現在では赤鼻をした天狗面を被った姿で、祭事に参加する事が多いです。
 そう考えるとてんぐちんはシンボル的にはこの神夫婦の娘といってもいいのかもしれません。


https://twitter.com/tenguchin
posted by 九十九屋さんた at 20:05| 千葉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月09日

711がないのもこうぼうさまのせい

みなさんは弘法大師をご存知ですか?
空海と言う歴史上の方は仏教を改革し、高野山を開山した歴史的な人物であります。しかし、その名前。伝説を巡るものにとってはよく見かける名でもあります。

 たとえば四国に、狐がいないのはこうぼうさまのおかげであるとか。 小さな話だと芋をほしいと言ったところ、断れたので石にしてしまったとか。もう様々な伝承が結びつけられてますね。

 正史というか、実際に公式的なものでも、雨乞い、☆を飲むなどが残っています。

 自分の家の近くにもお大師さまの清水があるという話を聞いていて、探しているのですが見つかりません。
 もう枯れてしまったのかと思って位置だけでも確認しようと本を調べてたそんな窪地とかないのですね。

 ゴールデンウイークのある日、違う神社に用事があって、母校の脇を通り自転車をとばしてますと、こんなところに社があったのかと。学校と接しているので学校にしか見えないのです。そして窪地ではない!
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 すでに薄くなって読めなくなった説明によりますと、すでに自分の生まれる前から水量が減り、また地盤沈下のあった地域なのでそういうこともあって、窪地ではないのですね。

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 そして何よりわき水でなく、井戸でした。

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posted by 九十九屋さんた at 18:53| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月06日

不思議な神社

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 JRと京成の佐倉駅の真ん中くらいで見つけた権現社。
 あまり見たことないものと思いますが、いかがでしょう。

 権現というのは本地垂迹説の考えの一つで、神々は仏が人々を救うためにわかりやすい姿をしたものとされています。

 明治維新の神仏判然令からの廃仏毀釈で、権現社・権現宮・権現堂が廃止、あるいは神社や寺になりました。

 という事で、初めて見ました。

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 加えて境内にあったこちらも初めて見ました。

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虫神?


posted by 九十九屋さんた at 21:59| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月05日

麻賀多さまのこと

よく神話で、特性が似ていると、同一視されて、統合される傾向が有ります。ギリシャ神話では各地の主神の神話はゼウスに統合されたり、日本ではさまざまな勇者がヤマトタケルの名で呼ばれたり。
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こちらの麻賀多神社を見たとき、その話を思い出しました。

 祭神は稚産霊とされています。実のところ、あまり神話のない神様です。ただ、お稲荷さま、豊受姫の母にあたるので、存在感はあります。

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 麻賀多神社は印旛沼周辺にしかなく、おそらく豊穣をシンボルとした女神だったのではないかと。それが似た要素でなおかつ独自性を保てるところで現在のようになったのではないかと

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なかなか今を生きている神社なんで機会がありましたら
posted by 九十九屋さんた at 22:57| 千葉 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

大ニセモノ博覧会 そして

 大ニセモノ博覧会にいってきました。これは珍しい博覧会で、偽物が展示されています。

 しかしながら、実際みなさんが博物館にいった際に写真撮影が許されているものがあると思いますが、だいたいそれは本物ではありません。
 本物でないのに展示されているそういったものは何なのでしょうか?
 
 という事を考える展示ですが、私のような門外漢がみますと、刷りがどうとか線が生きているといわれてもはてという感じでした。自分が強く感じたのは結局、お金のために作るんだなって・・・
とはいうもののおもしろい展示でした。五月六日までですが時間があれば。

 妖怪関連の方におすすめしておきたいのは、なんといいましても
人魚のミイラなのですが、常設展示にもこれはというものがあります。

 妖怪にライトをあててまとめた展示もあるのですが、むしろ関係ないところもみていただきたい。

 そんな一つが呪詛といいますか、発掘された呪具です。

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そして柳田國男、折口信夫といった人たちの行跡も簡潔によくまとめられています。
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あとこの女の子がいつもかわいいと思います
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posted by 九十九屋さんた at 12:27| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年05月03日

富士山に赴く

 ゴールデンウィーク、いかがお過ごしですか?
 自分はやっと今日から始まります。

 しかし。時間もありましたので、普段降りない十条の駅で降りてみることにしました。

 知らない駅についた時は何となく歩き回って神社仏閣を目指すわけです。だいたい緑がふつうより多いですから割合すぐに直りますね。まあ、失敗するときもありまして、個人ておうちや、大きめのお店などにいってしまうことが多いです。変わったところだと古墳などですね。

 そんな気持ちでたどり着いたのが、まずはおびんずるさま。

 次いで富士塚。
 富士塚は江戸時代、富士に参拝する事がはやりましたが、さすがに誰も彼もがいくことができず、富士山から祭神であるこのはなのかぐやひめを分けていただき、山を気づいて富士山に上ったという見立てが
ありました。それが富士塚です。

 こちら十条富士。富士講で、富士に登った記念に。江戸時代といいましたが、明治時代のものも混じっています。
 ともうしますか、今でも信仰が残っており、祭事が行われていました。

 ところで富士山で妖怪と言うと皆さん何か想像するものはありますか?
 富士山は日本一高い山ですが、それは琵琶湖を作る時に、掘った土を使ったからと言います。では、そんな掘ったのは何か?
 大太郎坊、だいだらぼっち、巨人であったといわれています。



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posted by 九十九屋さんた at 08:53| 千葉 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月08日

妖怪名は私にお任せ 妖怪名IME更新

妖怪名IME、今回は。
瓶詰妖怪 https://twitter.com/bottle_youkai さんから追加。
皆さんも地元の妖怪に気づいたら、投稿しましょう

何その話という方は
妖怪用のIMEを作ってみました 
http://youkai.seesaa.net/article/2086247.html を見ていただければと。
posted by 九十九屋さんた at 17:02| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 妖怪名IME | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする