2018年04月21日

妖怪IME更新


一日一妖 コーナーから追加

宇治の宝蔵 続古事談
 中世日本の御伽草子などの説話に記される経蔵。  代々、藤原長者が鍵を預かり、一切経会の日に開扉される。その中に納められたものは、酒呑童子、玉藻前、大嶽丸の首や遺骸などであり、武力・知力・神仏の加護がこれらを維持するとされた。
 他には仏舎利、玄奘三蔵、戒日王、婆羅門僧正、行基菩薩の袈裟、山上憶良が編纂したとされる幻の歌集『類聚歌林』、『源氏物語』「幻」と「匂宮」の間にあるとされる「雲隠」の巻、伝説の楽器、高僧が散華した時に落ちた蓮華、鉢かづきの鉢などがあったという。
 宇治の宝蔵には他にも日本全国から様々な宝物を集められたとするが、散逸する事は無かった。その理由は宇治殿として知られる藤原頼通が龍神になって、宇治川に住み、毎晩丑の刻に見回ったからといわれる。


三鬼神 芸備の伝説
三鬼大権現ともいい、厳島の弥山に祀られているという神。中央を追帳鬼神、左を摩羅鬼神、右を時眉鬼神といい、ご神体は神楽の面に似た赤いもので猿田彦を思わせる。この三鬼神の話が、弥山の天狗の原形と思われる。
 追帳鬼神(ついちょうきしん):「福徳」の徳を司る鬼神で、大日如来を本地仏とする。
 時眉鬼神(じびきしん):「知恵」の徳を司る鬼神で、虚空蔵菩薩を本地仏とする。
 魔羅鬼神(まらきしん):「降伏」の徳を司る鬼神で、不動明王を本地仏とする。
 これら三鬼神は空海が弥山を開いた際に勧請したという。

密僧坊 泰荘むかしばなし
 好物の味噌を食べると強力になったが、おごって暴れるようになったので、味噌を隠すようになった。腹を立てた密坊僧がある家で孫にあげる餅をついていた。それを奪って食べると喉が渇き、水を求めて滝つぼに嵌り死んでしまった後、蛇となり人を食うようになった。

隅のば様 童子百物かたり
夜中、静かな寺で四人で行う。座敷の四隅にかがんで、明りを消す。全員で座敷の真ん中により、うちの一人が全員の頭を撫でながら「一卜隅のば様、二すまのば様」と続けていく。すると四つあり、自分の分を含めて五つになっているという。

怪徹 御伽厚化粧
 播州の庄兵衛の元に、穴山怪徹という老人が竹藪を隠居所として貸してほしいときた。承諾すると老人は妻子を連れてきたがその後姿を見なかったが庄兵衛の妻が病になると老人が治療してくれた。その後、竹藪の隠居所に招かれた。美しい屋敷であったが出ると消えてしまった。

竹之山 薩藩神変奇録
 薩摩国山川郷の山。天狗が住むとされ、竹之山神祠がある。近くの海には船が繋ぐのを忌む。文化八年官船明神丸が錨をおろすと山から怪火が現れ、帆柱に提灯の火が灯った。山伏の様な男が現れ、帆柱を折っていった。男を止めようとしたものはことごとく返り討ちにあった。

三穂太郎 奈義町の伝説
 菅原道真の子孫真兼が、菩提寺に参詣し美しい娘に出会い、子をなした。ある時娘は姿を消した。子と娘を探す事になった。那岐山の蛇淵で娘は大蛇となり、五色の玉を残し消えた。子は玉をなめ成長し、巨人となり、那岐山と都を三歩で往来し、三穂太郎と呼ばれた。

心魔 三州奇談
 元禄年間加賀の兵法家関善右衛門が帰宅すると屋敷中光明に輝き、七宝を散りばめたようであった。関が印を結び、九字を切り、神仏の法を行うと消えたという。関はこれを心魔、心の動きによるものと解釈したが真相は。

赤菜の婆さん 栃木県芳賀郡のお話
 ものを赤くする魔法がつかえたので、野菜などを赤くし、困らせては米やみそなどの食べ物を巻き上げた。やがて、誰も相手をしなくなり、血を吐いて死んだ。亡くなる前にすべての作物を赤くする呪いをかけており、解呪することはできなかった。

呑舟狸 松永北溟略伝
 小籔の根本寺の呑舟和尚が寝ていると、呼ぶものがあるが、姿が見えない。ある夜、厠にいくと、井戸端で狸が尻尾を打ちつけて引いていた。それがドンシュウと聞こえる。和尚は狸を屋敷に引き入れ、狸囃子を叩かせ酒を飲んだ。その様はどちらが狸かわからなかったという。

覆舟鬼 春波楼筆記
 溺死した人の霊のこと



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2017年09月17日

妖怪名IME更新 百鬼夜行 天変地妖 いろんな名前を記録してみんなのミームになりたい黒煙 生鬼羅 箆頭子 蒙悶祖父

今回は秋田の県立博物や科で行われた妖怪博覧会の目録から更新します。

いってきたのですがとてもすばらしいものでした。

黒煙
生鬼羅
箆頭子
蒙悶祖父 

黒煙 こくえん くろけふり 
と題のついたもので、黒雲の中に数匹の鬼が描かれたもの

あとは
生鬼羅  しょうけら
箆頭子  ひょうすこ 兵主部 ひょうすべ
蒙悶祖父 ももんじい 
ですね





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2017年08月26日

ばけざんまい(すしざんまいの口調で) 妖怪の名前の入力が簡単になるIME更新

ばけざんまい(すしざんまいの口調で)

 最近、ツイッターで一日一回は妖怪のことをつぶやこうと思っていて、それでIMEに入れられそうな固有名詞があるのをまとめました。


芝天 しばてん
1959年 土佐風俗と伝説 
頭に皿があり、大きどんぐり目で、鼻が突き出ている。 土佐では河童そっくりの姿である。川の堤によく出てきて、通行者に相撲を挑む。あまり人畜に危害を加えることはないく、多くはたそがれ時か夜に現れる。 
1936年  國府村誌  
芝天は淵猴に似ているが、水盆は無い。川岸を通る人に相撲を挑むが応じると、いつの間にか相手がその辺の藁や石に変わっており、芝天の姿はどこにも見えないという。 

志於宇 しおう 斉諧俗談 
元禄14年、大和国吉野郡の山中で落とし穴で捕らえられたという獣。狼のように大きく高さ四尺、長さ五尺で飛ぶように走る。色は白黒赤斑と何種類かいた。尾は牛蒡のようで、頭は尖り、これに触ると傷を負う。 


銭降り屋敷 ぜにふりやしき 宮城縣史 民俗3 
現在の仙台市青葉区の大町から南の東一番丁を昔塩倉丁といった。ここの大町刑部頼利の家の中に、元禄2(1689)6月、無数の小石が飛び込み、次に銅銭が2枚3枚あるいは5枚6枚と降り、百数十枚に達したという。調べると普通の銭とかわりがなかった。 

濡髪童子 ぬれかみどうじ 古都の伝説
知恩院御影堂ができ、住家を追われた狐が、知恩院第三十二世雄譽霊巌上人の夢に濡れ髪の童形で現れた。そこで住まいを与えると火災から寺を守ると誓った。現在の濡髪大明神である。火災避けであったが、濡れた髪がつややかな女性を連想させ、現在は髪の神様でもある。 

五酉 桑楊庵一夕話
 六畜(馬・牛・羊・犬・豕・鶏)、亀、蛇、魚、草木も年を経るとよく怪をなす。故にこれを五酉という。酉とは老という意味で、物が老いると怪をなすという。 

黒青 震沢長語 
狸のような姿で風のようにはやく、人の顔を傷つけ手足を噛む。 

安鬼 やすおに 茨城の民俗6号 嫉妬深さのために額に両角のある鬼となったという婦人。嫌になり家を出た婿を追いかけてきたところを親鸞聖人にあった。気の毒に思った聖人が読経を続けると、角が折れ、柔和になった。しかし、安鬼はそれから急に亡くなったという。 

檳榔子狸 びんろうたぬき
阿波に於ける狸傳説十八則 名西町高原村の新宮神社の周りの竹やぶに住んでいるタヌキ。真昼に出没して人間に化けるが、いつも檳榔子(紋付の黒染の中で最高級とされた色の重ね)の着物を着ているという。大層油揚げを好み、人が油揚げを持って近くを通ると必ず奪い取るという。 

化木 バケギ 自然の精霊たち  
ある男が畑の中の大木を切り倒そうとすると、腹が痛くなり死んでしまった。その男の弟が伐るのを引き継いだ。夢枕に白髪の老人が立った。老人は「魔神の化木」と名乗り、二度と切れるものをもって木に近づくなと告げた。目覚めると弟の右腕は肩からなくなっていた。 


水鼠 みずねずみ 斉諧俗談 
安貞の頃、矢野保の浦の黒島である漁師が網で数百の鼠を引き上げたという。鼠は網から逃げ去り、その後島の田畑は鼠に荒されるようになり、耕す事をしなくなった。これは水鼠というもので、鼠に似て小さく、小魚や小蟹が変化したものであるという。 


飢渇穴 キカツケツ 和歌山県誌 
山中に深い穴がいくつかあって、それらを飢渇穴と呼ぶ。穴を覗くと、飢えや渇きを感じるようになる。

茶殻子 ちゃからご 奥羽巡杖記
奥羽に出たという狐で、銅金という山道を本拠としている。茶がらの色をしているので、茶がら子とよばれた。多くは食べ物をせしめるためであった。姿を見せず、音だけでだます事も多いが、時には化けた姿で名乗った上、本性を見せることもあった。


今女 イマジョ 奄美大島瀬戸内町嘉鉄の昔話  綺麗な女で尻に届くほどの長い髪で、白い風呂敷を斜めに背負って脇の下で締めている。犬の姿をとることもあるという。イマジョウとも呼ばれ、名を口にしてはならない。元は残酷な殺され方をした女の名前である。

八畔鹿 吉賀記 
文武天皇の時代、筑紫の国に出た。八本の足に、八の角を持っていた。赤毛は一尺程で、眼は鏡のよう輝き、口は裂けて龍虎に似て、天を翔り地を走り人を殺し、禽獣を食した。怒れば四方に雲と霧を起こし、天地を鳴動させた。朝廷に伝わり、派遣されてきた武士に退治された。







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2017年05月05日

お化けといったらOBK、IMEといえば妖怪名IME 妖怪の入力が簡単になるIMEです


お化けといったらOBK、IMEといえば妖怪名IME(ODAちゃん風に
妖怪の入力が簡単になるIMEの更新です

今月になってツイッターで一日一回は妖怪のことをつぶやこうと思っていて、それでIMEに入れられそうなのまとめました。

 鬼人 オニビト お地蔵様の話(駿河・伊豆地方)
伊豆の国である住職が難病で苦しんでいた。膿血を吸い出せば楽になるので、小僧に命じて時々吸わせていた。小僧は人の肉の味を覚え、寺を飛び出した。小僧は人でなくなり、鬼人となって近隣の山に住み、人を捕えて喰うようになった。


連れ仏 ツレボトケ 静岡県史 
 送り盆である8月16日に海にはいかない。泳ぐと一緒に連れていかれる。船を出すと、船尾から白い着物を着た仏様が大勢乗りこんで来てる。「シャーコ(船用の大きな柄杓)を貸せ」というが、貸すと船に水を入れられるので、底の無いシャーコを貸さなくてはいけない。

酒魔 しゅま 玄中記 
青虫のような姿をした人の体内にいるという虫。これを飼っている人間は酒の匂いを嗅いだだけで気持ち悪くなるという。しかし、虫が退治されると、大酒飲みになったという。

飽海神軍 あまみしんぐん 諸国里人談
庄内飽海社(大物忌神社)では、年に一度風が激しく震動し、異常な天気になる。その時雪霰に交じって矢の根が降る。晴れたあと、木陰に石でもなく鉄でもなく、鏑矢や蟇又などの鏃が数種類見つかる。これを神軍といって地元の人々は恐れる。 

荒川弾正 あらかわだんじょう さざなみ二郎 あまくさの民俗と伝承 
天草の鬼池の宮津に棲んでいた河童の大将。身体は大きく、背には苔が生えていた。尻子玉を狙うこともなく、村人が川でおぼれていると助けてくれた。その神通力はほかの川にも及んでいて村人が遠地でもおぼれ死ぬ事はなかったという。

藪神 やぶがみ 藪神考
神事で用いた的と矢を捨てる神社近くの藪、山の中の古墳や竹藪を、田の中の耕作されずに小さな杜のようになっている場所は藪神と呼ばれる。この薮神の木や竹を切ったり、祀らなかったりすると祟り、発熱・足の痛み・腰痛を起こす。
一日一妖

牛々坊 『人類学雑誌』6ー63 
家畜に被害を及ぼす牛々坊という悪獣がいる。旧暦7月7日に子供等が作る盆小屋は、この牛々坊を祀るものである。しかし、14日に焼き払い、災厄が出ないようにする。 

お手長さま 新編埼玉県史 別編2
 お手長様とは天手長雄命で、火伏せの神である。手が長く、火難にあうと手を伸ばして火を消してくれるという。





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2017年03月25日

妖怪にハートを奪われたあなたは、あなたのPCへinstall 妖怪名IME更新です


妖怪にハートを奪われたあなたは、あなたのPCへinstall 妖怪名IME更新です。(地頭江ちゃん風)

今年になってツイッターで一日一回は妖怪のことをつぶやこうと思っていて、それでIMEに入れられそうなのまとめました。

四日切 よつかきり 
宮城県の加美郡陣ヶ森にあったという魔所。魔の山沢といわれて種々の怪奇や災禍があった。ある時、オキ笛(オキとは古語で招くの意味)を吹くと鹿が出たと思うと女の声が響き鹿は逃げた。再び吹くと、巨大な狒々があられたという。 一日一妖
宮城縣史 民俗3

魔生 ましょう
岩手県沢内に伝わる。身の丈一尺五寸、三眼に、鷲のような嘴と尾、蝙蝠のような翼、四つ足は竜のような爪を持ち、悪臭を放つ。人々を襲ったが住吉神社に遣わされた猟師とその唐犬に退治される。
沢内の民話 

褄白狸 つまじろたぬき
座った時、前足の褄先が白い(つまじろ)でこの名で呼ばれる。狸のオヤブンといわれていて下津池にある褄白神社に祀られている。失せ物など、願掛けをすると出てくるといわれている。 一日一妖
あゆみ―西條市加茂の民俗―

逆面  さかづら
牛馬の額に紋がないものをサカヅラ(逆面)といい、飼い主一家に祟る。 幣振り 尾の端が白く、その尾を高く上げて、幣のように左右に打ち振った後背中に落とす牛をいう。ヘェーフリ(幣振り)と言い、特に女性に祟る。 一日一妖
家畜に關する習俗―高知縣土佐郡土佐山村

尾脇双紋 おわきそうもん 
尾の両脇に紋がある馬をオワキソーモンといい、家人に祟るとして忌む。 一日一妖
家畜に關する習俗―高知縣土佐郡土佐山村

悪勢 あくせい 
日本武尊が奥上州に東征した際に、保鷹山に悪勢という魔神(盗賊ともいう)が住んでいた。悪勢は朝廷に背き、人々を困らせていたので戦う事になった。神通力で戦いながらも悪勢は日本武尊に敗れ、山に火をかけられ、焼け死んだ。後に祟りをなしたが、神として祭るとおさまったという。 一日一妖
奥上州の石に関する伝説

通鬼 つうき 
久米の仙人、エロ仙人でお馴染みの久米仙人。女の腿を見て落ちたのは有名な話だか、その時に失った神通力はどうなったであろうか? 深山に逃れた力は強力過ぎて、悪鬼となり、通鬼と呼ばれるようになった。世に出ては少年にとりつき悪行をなしたという。 一日一妖
柳庵随筆

禿童 はぎわら 
壱岐に伝わる。長者原にいた老夫婦は龍宮を信仰していたが、あるとき招かれた。龍王は何か土産をといい、禿童をもらった。その童は不思議な力を持っていて頭を撫でながら望みをいうとたちまち叶うという。童によって家は屋敷になり、宝物の入った蔵は立ち、夫婦は若返った。 一日一妖
昔話雑考

鷹神様 たかがみさま 
閉伊郡の鷹神様は、荒神である。運悪くお通りにあうと、蹴られると死ぬ。その死体には猛禽の爪でつけられたような斑紋ができている。ただ、すぐにお参りをすれば直るが、斑紋が出てからはもう遅いという。 一日一妖
陸中 閉伊海岸の土俗

風乱外道坊 ふうらんげどうぼう
第六天の魔王。清水の堂の上で、鼓の音が鳴り、数百人が声を揃えて呼んでいる声がした。帝が陰陽師の安部安成に尋ねると、第六天の魔王が、眷属を連れ、天下を揺るがさんとしているとの事であった。刹那、明かりが消え、暗雲が空に広がった。
鼓の音が響き、数百人と思われる笑い声が聞こえた。暗雲の中、魔王である風乱外道坊が現れた。射芸に長じた武士満行により、眉間を射抜かれ、右手を切り落とされ、退散したという。 

一日一妖
満行権現の縁起伝承考

頓智坊 とんちぼう
佐渡においてムジナの事を言うが、ヤマノカミ、ジュウニサンサイノカミなどいくつもの名を持つ神としても語られる。二ツ岩の団三郎をはじめ、名前を持ったトンチボは100匹以上おり、牛神、龍神、サイノカミも同一視され、複雑な習合を繰り返している。 
佐渡外海府民俗拾遺

娶尿婆 しゅにょうば
海を迷い歩き、船を呪っているという。泉州と州を往復する阿斑という船乗りの恋人であった。共に船に乗っていたが、他の船員の嫉妬などから、娶尿婆は海に身を投げて死んでしまった。船乗り達はその死を悼まないどころか、あの女は魔物だったから、これで安心だと喜んだ。
 泉州からの帰路、船幽霊となった娶尿婆に襲われて船は沈んだ。阿斑のその後は知れない。

蓬莱島海の伝説

赤堀姫 あかほりひめ
赤城の近くの赤堀村の長者の娘。生まれた時から腋に鱗があったが、美しく気立てもよかった。赤城山に登りたがったが、大人になるまで許されなかった。十六になり、侍女と共に登ったがしきりに喉の渇きを訴えた。侍女が清水を探して戻ってくると、姫は沼に近づき水を飲んでた。
 侍女がみていると、姫はたちまち水中深く姿を消した。長者はたくさんの人に探させたが、見つからず、今までの経緯から池の主が人の姿をとっていたと考えるようになった。近在の娘は沼にいけばさらわれるとさけるようになり、通らなくていけないときは鏡を身代わりとした。いまでもその池から、鏡が出ることがあるそうだ。
 また、旱魃の時に水を流すために自ら池の主となったという話もある。
群馬県史 資料編27

椿々小法師 ていていこぼうし
荒れ寺の本堂で旅の僧が読経していると、天井が破れるような大きな音とともに「ティティコブシはおるか。今日も馳走が参ったときく」という声が響き、次々と化け物がくる。正体は寺の棟の上にあった椿でできた木槌であった。
蒜山盆地の昔話



欒侯 らんこう
漢中の梁の上にいたという鬼神。鳩のような姿をしており、鱠や、野菜を好み、吉凶を占った。ある年、飛蝗が出て、行く先々で飢餓を巻き起こした。郡の太守が、役人をつかわし、好物を祀った。
太平廣記


阿良の火 あらのひ
神村の女中阿良は修験者松杉院と恋仲になった。それを怒った庄屋に、二人して捕まり、大桶に裸で百足や毒蛇と共に投げ込まれ、酒を注がれ、狂死した。二人の骸は、近傍の伊勢山の傍らに埋められたが、そこから陰火が出た。そこで祠を作ったが、今でも祭の終わる頃にでるという。


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2016年11月12日

みなさんの前にも妖幻と怪異が舞い込む? 妖怪名IME更新です

みなさんの前にも妖怪と怪異が舞い込む?
妖怪名IME更新です

  
豊国筑紫路の伝説から追加しました。


よく福岡は修羅の国といいますが、もともとの筑紫の国といいまして、その由来の一つが修羅どころじゃなかったです。

 険しい坂に荒ぶる神様がいて、往来の人々の命を半分は奪うことから、「人の命尽しの神」と呼ばれたそうな。甕依姫という姫が祭り、祟りは収まった。その神の名を筑紫の神という。
 こういう恐ろしい神がいたらと思いますが一柱でなく姫古曾の神という話もつたわってまして。肥前風土記によれば、山途川(今山下川)の西に荒ぶる神があり、道行く人に災いを向けて殺した。珂是古というものに占わせた。旗を風上に放っておちたところに社を建て、祀ったところ、それ以来災いは無くなったという。珂是古は夢の中で機織機に襲われ、それでこれが女神だとしったという。



城シリーズが豊作だったです。
臥牛城 がぎゅうじょう
ねうし城とも。この城は胴体にあたる大城と、頭にあたる小城からなっており、敵軍が押し寄せると、立ち上がり、勇猛に戦ったという。その為攻め落とせなかったが、間者により、首にあたる連絡路を開削されてしまい動けなくなり、落城した。

亀城 きじょう
豊後の丹生島城は、大亀の甲羅の上にあり、攻められると城を乗せたまま海中に遠ざかるので、攻略されることはなかった。あるとき城で空堀を掘ったが、それが首筋であり城は動かなくなった。

名前が普通名詞なのでいれないですけどおまけとして二つばかり
舞鶴城
大筒を撃てば谷に舞い降り、下から攻めれば高く聳え立ち、難攻不落であったという。謀略により、「三つの堀を作らねば危うい」という噂が流され、それに引っかかり、落城した。

高岳城
敵軍が押し寄せるとしだいに高くなる難攻不落の城であった。しかし、より防備をよくしようと堀を作ったところその霊験はなくなった。
見上げ入道系城


淀姫 よどひめ
瀬田姫とも。鰐魚の姿をした海の神が年に一度この女神のもとに訪れる。その際は川をさかのぼって海中の小魚がくるが、これを敬えば害はないが、捕って食えば死ぬという。



鬼杉 おにすぎ
福岡県田川郡英彦山の南岳にある松。彦山権現に追われた鬼が山を逃げる際に刺した英彦山をたちのく時枝をさかさまにしたのが育ったという。同じ鬼が社を作ろうとして残した材料が岩になったという材木石もある。英彦山にいる豊前坊天狗は九州の天狗群の棟梁格といわれるので、鬼と天狗の争いでもあったのだろうか。しかし、鬼がというパターンは珍しい気がします。


シンショキショキ鳥しんしょきしょきとり
筑紫の国の刀鍛冶は親子で刀を鍛えていたが、息子は道楽者で親を困らせた。ある時に争いが起こり、父親は息子に死んでしまえばいいと罵倒した。刀を納める際に使いのものが鞘を払い一振りすると刀は飛び、刀鍛冶の妻の命を絶った。その後に川に見慣れない鳥がくるようになり亡妻の霊といった。お母さんがかわいそうでならないですね



九十瀬入道 こせにゅうどう
筑後川の上流巨瀬川の水神であるという。妻である水天宮(旧名 尼御前社)の女神と筑後川で時に邂逅した。その際は風雨が巻き起こり洪水になったという。入道の正体は平清盛の霊であり、水天宮の女神は二位の尼であるという。



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2016年07月17日

妖怪のスタンダードを目指すっちゃん 妖怪名IME更新です

妖怪のスタンダードを目指すっちゃん 妖怪名IME更新です

今回の妖怪名IMEは
本朝俗諺志、伝承文学研究25号から追加       


何その話という方は
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神鴉 ごがらす
安芸の国を管理していた佐伯鞍職が釣りをしていると、西方から紅の帆を上げた船がやってきた。その船には姫が乗っていて「厳島がほしい。この島に御殿を建てさせてください」。ただならぬ人と分かった佐伯が了解というと、姫は女神である事を告げる。
 姫は「帝の前にいった時に空に星が流れ、ササを加えた烏があらわれる」と言った。佐伯は帝に建立の許可をもらうため都にたつことにした。その通りになり、無事に許可が得られた。神鴉が、弥山からて現れ佐伯を導き、御殿の場所を示した。やがてその地に厳島神社が生まれた。

伊吹三郎 いふきのさぶろう
江州浅井郡に大小無数の石が餅団子のように引きちぎった伊吹掴石というものがある。領主の娘に心をかけた三郎が領主に認められず伊吹山にこもり悪鬼になった。そして山から投げた石だという。

手斧梵論 てうのぼろ
上総の国鳴戸村願性寺にでるという。手斧の柄に似たもので、鳥や虫などのようにふらふらと飛んだ。人の目の上や、鼻の先を通るので、捕らえようとすると、ひらりと横や、上に飛び、逃れる。
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2016年06月05日

百鬼夜行 天変地妖 色んな名前を記載して みんなのミームになりたい

今回の妖怪名IMEは
南房総市、敦賀市ホームページ、奄美大島の口承文学、柳田邦夫先生が採録したけど載せなかったのを追加

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姫竜 ひめりゅう

 岡崎の美しい娘が、西浦に住む猪ヶ龍と恋に落ちた。娘は龍に変化し、あいびきを楽しんが、そうすると時化となった。困った漁師は鍋や釜を叩き気分を台無しに。たいへん荒れた。姫龍はオコで雨を降らさなくなった。

 そこで人々は娘の現れる岡崎の山を探した。洞窟があり、中を調べると竜宮城に通じていた。娘が眠っていたので、その宝である玉を奪い逃げ出した。村に娘が現れ、玉を返せば、雨を降らすのを約束した。人々は玉を返すと、雨はふるようになった。


白い小犬 シリュイングゥ

 ナゼガマの山に出たという白い小犬。柴を置いていかないと、歩くのを邪魔する。もし股をくぐられた場合、死ぬ。

 これとは違うが、白い小犬にはこういう話もある。

 犬神筋の女と付き合っていた男が、女の家にいると、外出する姑に「臼の中を覗くな」と言われた。気になった男が臼の中を覗くと中には、白い小犬がたくさん群れていた。男は思わず熱湯をかけて、犬を殺してしまった。外出していた姑も同じ頃に死んだという。


鶏三足 けいさんぞく

 化物寺があり、あるえらい男が泊まった。男が眠っていると、「東山のバーツ」という妖怪が現れたが、撃退した。

 次に「北山のビヤクコ」、「南水のヒギヨ」、「西竹林のケイサンゾク」と続いた。どれも撃退された。夜が明けて。探してみると東の山には馬の頭が転がっており、北の山には白い狐が死んでいた。南の沼には緋鯉が浮かんでいた。西の竹林には足が三つある鶏が死んでいたという。


手長婆 てながばば

手がたいそう長く、顔が怖いという。磯物を好んだが、住んでいた洞窟に座ったまま、里越しに長い手を伸ばしてとった。その洞窟は、手長婆の洞窟と言われ、今でも掘ると、貝殻がでるということだ。
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2016年04月23日

みんな載ってる? 妖怪名IME更新です

おおよそは!

今回は常陸の伝説から

宿神石 しゅくこんせき
天津甕星の魂を宿す石。高天原の神々と天津甕星の戦いが神代にあった。天津甕星は天津神の軍勢を退け、その勢いに乗じ、高天原を目指した。自分の体を大きな岩と変え、天に迫った。神々はなすすべがなかった。それを聞き及んだ、常陸の神であった倭文の里の建葉槌命により砕かれ、三つに分かれた。

鰐が淵 わにがふち
天狗がいるという淵で誰も魚を取らなかったが、ある若者が漁をするようになった。ある日、天狗が現れ戦いになったが、若者は撃退する。その後、漁をしていたところ、淵の主である翁が現れ、竜宮城に招かれ、打ち出の小槌を与えられた。

牛久沼 うしくぬま
賢い小僧がいたが食後寝る悪癖があった。ある日、和尚が見たところ、牛となった小僧の姿があった。生きながら畜生道に入ったことを恥じ、小僧は池に飛び込んだ。和尚は尻尾を持ったが小僧はそのまま池に消えた。牛を食った沼から牛久沼と呼ばれるようになった。


黒塚千軒 くろづかせんけん
黒塚の長者が「願いが叶ったら檜を奉納する」と鹿島の神に願った。願いはかなったが、誓いは果たされなかった。その報いで大きな津波があり、たくさんあった家は飲み込まれ荒涼とした砂原と化した。現在の波崎町から神栖町にかけての砂丘で、嵐の夜には怪火が出て恐れられいる。


東奥異聞から更新です
二面大黒 にめんだいこく
 早池峰山の主という。猟師の磐治が山小屋に泊まっていると一本足二面独眼の怪物がやってきて覗く。三日目打ち殺そうと磐治が決意すると「見込んで頼みがある」という。三面独眼一本足の怪物がいて、思うようにならない。というか殺されそうになっているので、山の主になるために助けてほしい。
 磐治はその願いを聞き入れ、三面を打ち殺す。二面はそれに感謝し、人に知られていない桐の生えた場所を教えた。磐治は必要があるとそこに桐を切りにいったという。磐治の死後、その場所を探したが、川上から桐の花が流れてくることからあるのは分かったが、たどり着いたものは無かった。

 磐治がこのように山の主にかかわるのは、卍字錫杖がいる。これもまた、山の主に代わるために磐治に協力を求め、三面のものを倒したという。
 ちなみに卍字錫杖は山の神として、津軽氏に夢告したことから、今でもねぶた祭りでその姿を見ることができます。
 



何その話という方は
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2016年03月13日

いつでもどこでもみんなの季節は春か? 妖怪名IME更新です 

相田洋さんの「中国妖怪・鬼神図譜」から追加

中国・清末期に発刊されていた「点石斎画報」という新聞的なものがありまして、当時の時事ネタからゴシップ、風習や風俗といった様々な事がわかるものがあります。この画報から怪しいものを集めたのがこちらの本になります。

無常鬼 むじょうき
中国で六朝時代以降に現れたあの世から魂を捕縛するためにくるとされた黄衣の使者。白無常と黒無常がいる。

走無常 そうむじょう
無常鬼の役をやらされた人間。死人が増え冥界に手が足りなくなり登場したという。活無常とも。

討替鬼 とうたいき
身代わりを求める幽霊。水死すると、その場に魂が拘束され、変わりがないと生まれ変われない為、生者を殺そうとする。まれに慈悲深い鬼もいて、人を見逃していたところ、土地神になった話もある。

虎鬼 こき
虎に殺され、死後は使役されるという霊。虎のために、新しい獲物をおびき寄せるなどしたという。


狐精 こせい
狐狸精とも、狐魅とも呼ばれる狐の妖怪。妖怪のうちは人の精気を盗むが、力が高まると胡仙、狐神と呼ばれる。日本のお稲荷さんと同じく中国にも狐を祭る祠が多くあったという。

猫怪 びょうかい
猫の怪異。狸奴(りど)ともいう。狸はタヌキでなく、ヤマネコのことであり、山中の怪異が街の猫を操っているとも。

蛇妖 じゃよう
蛇の妖怪。有名どころでは白娘子など。古くは蛇は多く信仰されていたが、多くの災いをもたらすともいわれた。人に化けるものもあったが、大きくなり洪水をおこし、町を水没させることもあった。

鼈妖 べっかい
すっぽんの妖怪。すっぽんの腹の中には鼈宝というものがあり、身に着けると目がよくなり、地獄まで見通せるという。時には人に化け、人を惑わしたり、ものを盗んだ。

蛛精 しゅせい
蜘蛛の妖怪。千年経て、人の姿をとるものもあった。龍と戦い撃退するものもあったという。その場合は朱という姓を名乗ることがあるとか。

樹精 木妖 じゅせい もくよう
木が化けたといわれるもの。自らが切られないように道を惑わしたり、人にみだらなふるまいをしたという。木々により様々な種類がある。









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2016年02月14日

百鬼夜行 天変地妖 色んな名前を記憶して みんなのミームになりたい 妖怪名IME

妖怪名IME、山口麻太郎 『西海の伝説』から追加
その際に壱岐の話や、行基菩薩のことをいろいろ調べてましたら、いろいろあったんでそのあたりも

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コウズ鳥
長崎県宮原名で梟の形をした馬の幽霊。ある寺で飼われていたが、世話をする小僧(コウズ)が、世話を怠り枯草ばかり与えていたところ死んで化けたという。「コウズ、コウズ、枯草ドスコ」と鳴くという。

鬼火石
壱岐には腰に襤褸をまいた半裸の大男(鬼)が盛んに火を焚くものを鬼火と呼び、定まった場所がいくつかあると言われている。鬼火岩もその一つであり、郷ノ浦山神山の裾にある。昔はここで毎晩のように一丈あまりの高さの大男が出て盛んに火を炊いたという。

もの言い山
壱岐にあるという山。季節の変わり目や、雨の降る夜など、楢の葉を着た化け物が出たという。時には話し声が聞こえる事もあり、もの言い山と呼ばれるようになった。

やかしら屋敷
壱岐にあるという屋敷の跡。4メートル平方程の二基の墓がある。夜、白衣を着たものが馬に乗って出る、轡の音がするが姿がないといった奇怪な事の絶えない土地とされ、崇りがあると言われた。

殺生橋
熊本県宇土にあったという橋。夜になると怪しい光を放ち、橋に触れたものは怪病にかかり狂死した。昼も、通行人が息も絶え絶えになったという。この橋は百済から大津波に流されたものと言われた。通りかかった行基により、錫杖で橋げたを打たれ七つにされ海に流された。流れ着いた場所で橋であった木材を使い仏像を彫り、霊場とした。

栗隈王
 橘氏の祖であり、河童をはじめ、水界の主とされた。栗隈王は筑紫太宰の長であり、当時は大陸や半島との関係が微妙な時期であった。都で壬申の乱があり、大友皇子と大海人皇子の争いがあった際に、助力をこわれたが、内憂にかまけて外患を招くと断った。
 長崎の水神社には、毎年五月五日に河童にごちそうする習慣があり、その様子は神主の渋江さんにだけ見えたという。その際に、河童には竹を、人間用には煮た筍を出した。それを見た河童は人の強さにおののいたという。渋江家では来客がある際に、水神社の裏にある河童石(どんく石とも。どんくは蛙の方言)に献立を置くと、用意されていたという。この石は川立神が宿るとされ、苔の模様などから、雨乞いの際に占いに使われた。また、神社には河童文字といわれる文字で書かれた河童の詫び証文が残っている。

 ちなみに神社の祭神は俗称は川太郎といわれる兵統良神(ひょうすべらがみ)である。昔、渋江さんのご先祖であるが橘氏が、大和の国の春日にあり、飛騨の匠が春日神社を造営の際に木偶を操って。作業した。これを猿沢に投げ入れたところ、水魅と化して霊威を現したので神として祭った。橘氏が筑紫の国に来た時に一緒にきたという。
 カッパの親玉は兵主部的な話を聞くけど、いまでもその話が残っているのは、おもしろさがある

参考 長崎都市初め、願掛け、お札、肌守り
http://www.city.nagasaki.lg.jp/nagazine/hakken0901/index1.html


空仙鬼と難林王
雲仙に鬼石というものが二つあり、それぞれ男女の鬼が化したものという。行基と遭い、それぞれが加持され、変わった姿という。それぞれ男の鬼を空仙鬼、女の鬼を難林王という。

 
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2015年06月27日

人間がたべたい 妖怪名IME2015年6月の更新分の説明

妖怪名IME、今回は杉原丈夫 「越前若狭の伝説」から追加。

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百間堀
夜遅く通ると、赤子を抱いた若い女が出て、用事の間、子供を抱くのを頼むという。別に重くもないと持っているとだんだん重くなり、落としてしまうという。正体は堀に住む河童ともかわうそともいう。

一国女
福井城のおすみやぐらで出たという。一国という女の霊とも、大阪城で死んだ淀君の霊ともいう。見張りをしていた侍に公にしたら死ぬと告げた。この話が伝わるのは彼の犠牲のためである。


一国 いっこく
福井の殿様がお城にいると美しい女の絵姿が風で飛ばされてきた。その娘は探し出され、城に呼ばれた。残酷な行いをし、殿様は廃嫡された。淀君の霊が美女と化し、殿様を誑かし国を滅びしたものという。

陸耳御笠 くがみみのみかさ
祟神天皇の頃、若狭の青葉山にいたという土蜘蛛の主。田畑を荒らしたり、物を盗んだので皇弟の日子坐王に討ち取られた。

五王さま
大沼があり蛇が住んでいた。千人の子があり、餌を求め荒らし回ったので、娘を生贄に捧げた。しかし、娘を毎年捧げるのに耐えきれなく、五王さまとして祭り、団子を一軒から千十ずつ備えるようになった。

鬼輪王
甲賀三郎が兄弟と、海と山、どちらが恐い物がいるかという言い争った。山を主張する三郎が、若狭の高懸山で出会ったという魔王。穴を本拠としており、中に維摩姫を捕らえていた。
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2015年03月08日

妖怪名は私にお任せ 妖怪名IME更新

妖怪名IME、今回は。
瓶詰妖怪 https://twitter.com/bottle_youkai さんから追加。
皆さんも地元の妖怪に気づいたら、投稿しましょう

何その話という方は
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2015年01月03日

私たちはおばけを記す軍隊だ!   妖怪名IME更新

妖怪名IME、今回は。
八束小脛を追加
気になったらこちらで軽い説明を載せておきました。http://youkai.seesaa.net/article/411648734.html

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2014年10月13日

妖怪の名前の入力が簡単になる妖怪IME 10月追加

妖怪名IME、今回は
細手長手(ほそでながて)
卍字錫杖(まんじしゃくじょう)
どちらも2体の存在をまとめて一つの話にしている気がします。

気になったらこちらで軽い説明を載せておきました。http://youkai.seesaa.net/article/407018841.html

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妖怪名10月更新分の説明

細手長手(ほそでながて)
吉凶禍福につれて人の家に現れるとされる。三・四歳ほどの手の大きさで小さいが、長さは二尺ほどもあるがきわめて細い蔓のようだ姿だという。これらが出た家は、その後、津波や洪水で家ごとなくなった。
佐々木喜善 『遠野のザシキワラシとオシラサマ』より

卍字錫杖(まんじしゃくじょう)
陸奥国岩木山で、猟師である磐治に山の主になるために、現在の主である三面独眼一本脚の主を倒すべく助力を求めたという。卍字と錫杖という二個の鬼の場合もあるが、一体で二面一本脚の怪物であったとも言われる。
佐々木喜善 『東奥異聞』より

佐々木喜善さんの本はぎゅっと詰め込んであって、これで終わりでもいいというくらいの話が入っているイメージがあります。
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2014年08月30日

妖怪の名前の入力が楽になる妖怪名IME 今月は岡山の妖怪事典から控えめに追加

 妖怪名IME、木下浩の岡山の妖怪事典―妖怪編 (岡山文庫) から控えめに追加。http://www.amazon.co.jp/gp/product/4821252902?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4821252902&linkCode=shr&tag=fanda-22

三腰幽霊(みこしゆうれい)
五人宗谷(ごにんぞわい)
長頭人 長脛人(ながずと)
塵輪(じんりん)
塵輪鬼(じんりんき)
粋呑(すいとん)
化生狸(けしょうたぬき)
生石皇様(おんじのうさま)
興味を持たれたらこちらで
http://youkai.seesaa.net/article/404560505.html

さらに知りたくなったのは
木下浩の岡山の妖怪事典―妖怪編 (岡山文庫)
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4821252902?ie=UTF8&camp=1207&creative=8411&creativeASIN=4821252902&linkCode=shr&tag=fanda-22




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2014年08月29日

妖怪名8月更新分の説明

三腰幽霊(みこしゆうれい)
津山市の宇江田というところに出たという幽霊。はじめは人間の形をしているが、それが大男になったと思うと、「カタン」と三度音を立てながら三つに折れてしまう。暫くするとまた大男になり、三つに折れては消える。


五人宗谷(ごにんぞわい)
宇野港の沖合にある岩礁で起こるといわれるもの。雨の夜などに海の底から話し声がしたり、人魂が飛ぶという。いつの頃か不明だが、五人の盲人が騙され、島に置き去りにされ、溺死したものの恨みという。


長頭人 長脛人(ながずと)
吉備津神社の鎧岩の上に出たという。顔は蒼白で、口は耳まで裂け、内股を露わにした肌は白く、足は人並み外れて長い。黒髪は腰の辺りまであり、人を見ると冷笑を浮かべながら髪をとくという。


塵輪(じんりん)
塵輪という翼を持つとも八つの頭を持つとも。大陸より大軍を持って日本に攻め入り、数知れない民を殺した。その力は強かったが、自ら弓をとった仲哀天皇により討たれた。



塵輪鬼(じんりんき)
塵輪が死後、鬼となり三韓征伐の際に、牛鬼と化し、神功皇后の前に現れたが、住吉明神が角をつかんで投げ飛ばされ、倒された。 塵輪鬼は頭は黄島、胴体の前は前島、胴体の後ろは青島、お尻の部分は黒島に化けたと伝えられている。



粋呑(すいとん)
一本足で「スイー・トン」と知らぬ間に来て、人間を引き裂いて食べるという。人の考えている事がわかり、退治をする算段をすると見抜かれるという。https://www.google.com/search?q=%E3%81%99%E3%81%84%E3%81%A8%E3%82%93+%E5%A6%96%E6%80%AA&safe=off&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=tbPuU-K0Cork8AWG94GoAw&ved=0CAYQ_AUoAQ&biw=866&bih=729




化生狸(けしょうたぬき)
南蛮の王が野心を持って送り出した伴天連の乗っていた船に密航して日本にたどり着いたキュウモウタヌキ。最初は堺に上陸し、直ぐに存在を知られる事になり、追われる。逃避行を続け、加茂の黒喰高見山に落ちつき、悪戯をくり返した。しかし、最後は命ある限り人を助けることを誓った事から、祭られ、魔法宮と呼ばれ、繁盛した。



生石皇様(おんじのうさま)
岡山後楽園作成の時、つくばい一つで完成という段、領内で石を探したところ、よいものがあり岡山城内に持ち帰った。石の頂に水を入れる穴を掘ったところ、真っ赤な血が噴き出し、夜になると泣いたという。その為戻されたが、石とは言え魂があるものと祭り始めた。

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2014年07月19日

妖怪名IME 今月は日向の国 あなたの心をいつもぽかぽか妖気にします

 妖怪名IME。最近、言葉が多くなりすぎてしまい、自分でもこれどんなのだっけ?というのが増えてきたので、軽い説明を更新時に入れていこうと思います。

 今回は、日向の伝説 第一法規出版 (1976)を軸に、宮崎の伝説を検索して加えました。

追加は
割裂き神石(わりさきかみいし)
魔石(まいし)
愛宕狐(あたごぎつね)
太郎兵衛狐(たるべえぎつね)
鼻長坊尊(びちょうぼんそん)
鬼八(きはち)
です。




割裂き神石(わりさきかみいし)
またの名を魔石(まいし)といった。
宮崎の故有谷にある石。太古は魔魅として害を為し、霧島の神に、三つに切られた。一つは雷となって消え、残った二つがこの石である。伊弉諾が伊弉冉を思い涙したものが固まったものともいう。

鬼が造った階段?涙で出来た石?宮崎「東霧島神社」は九州随一のパワースポット! | 宮崎県 | [たびねす] by Travel.jp http://guide.travel.co.jp/article/2651/

実物を現在でも見ることができるが、そこには伝説の中にある伝承が残っていないのはおもしろいことだ。


愛宕狐(あたごぎつね)
宮崎は延岡愛宕山の麓の柞ヶ谷に住み、村役人の太郎兵衛さんによく化けることから太郎兵衛狐(たるべえぎつね)とも呼ばれた。よく人をからかって、小さな荷物と見せかけて大きな岩を持ち上げらせようとした。


鼻長坊尊(びちょうぼんそん)
延岡の大武寺に旅の小僧が住み着いた。小僧はよく仕事をしたがその様子を見たことが無かった。ある日の事、和尚が早朝から小僧を見ていると、団扇を出して通力を用いていた。その事を話すと、修行が嫌で出てきた天狗であり、正体がばれてはいられないという。去り際に自分の姿を残すようにいい、それは火伏地蔵と呼ばれた。
火難除けの秋葉山関係の像は天狗に似ているから、その辺りから由来を聞かれて、話が構成されたのかもしれない。
https://www.google.com/search?q=%E7%A7%8B%E8%91%89%E5%A4%A7%E6%A8%A9%E7%8F%BE&safe=off&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ei=jNbCU76sMMSokwWCh4CADw&ved=0CAkQ_AUoAg&biw=1527&bih=817#facrc=_&imgdii=_&imgrc=okQskNTZLtV12M%253A%3BQB8P1CssOK9dSM%3Bhttp%253A%252F%252Fwww.zoeji.com%252F02charms%252F02-huda%252F%252594%2525D1%252593%2525EA%25258Cn%252Ftako-sanjyaku.jpg%3Bhttp%253A%252F%252Fwww.zoeji.com%252F02charms%252F02-huda%252F02char-huda-izuna.html%3B129%3B283


鬼八(きはち)
 高千穂を支配していたとされる鬼。三毛入野命に退治されたが、死後荒振り、霜の害を起こした事から霜宮と呼ばれ祭られ、江戸時代まで人身御供がささげられていた。
 阿蘇にも同じ名で伝わっており鬼八は健磐龍命の家来であった。命が遠くへ矢を運ぶのが仕事だったが、百本目で足の指でつかんで投げ返した。怒った命は逃げる鬼八を殺したという。
 鬼であったとも賊であったとも伝説により違いがあるおもしろい例。


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2014年05月11日

妖怪名IME更新しました 今回は神野山本さんはじめの魔王メンツです

異境備忘録を扱った大佐用49号 http://yokaidoyukai.ho-zuki.com/taisayo49.htmから追加。実際何と読むかは不明な点もありますので、大佐用を書かれた氷泉さんと自分で同じだった物のみ追加しました。

異境備忘録は
『異境備忘録』(いきょうびぼうろく)とは、土佐の潮江天満宮神官・宮地水位が、12歳の頃(1862年(文久2年))より40歳近く(1895年(明治28年)前後)までの間、幽冥界の許可の下に魂を離脱(神遊び・脱魂)し、またある時は肉身のまま異界を探訪し見聞したと称する、破天荒な記録手記風の日記である。
wikiより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%95%B0%E5%A2%83%E5%82%99%E5%BF%98%E9%8C%B2


異境備忘録の内容が気になる方は
神仙のおとしもの http://shinsendosho.web.fc2.com/ さんで公開されていますぞ



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