一日一妖 コーナーから追加
阿黒羅王 玉野の伝説
倉敷市児島の辺りに出たという鬼。貢物を奪うなど悪事を働いた。朝廷からきた田村麻呂に対して、七人の子と共に反抗した。手を焼いた田村麻呂は瑜伽大権現に七日七晩悪鬼覆滅を祈った。その甲斐もあり、鬼を打ち取った。
阿黒羅王は首を切られる際に、罪を悔い、今後は瑜伽さまの眷属として、人々を助けたいと誓った。首を切ると、躯は七五匹の白狐となった。残った鬼の首は埋められ鬼塚の名で妙見山に残る。
狐だて 明治舶来づくし
岩手の北上市の後藤野で毎年旧正月に見える蜃気楼のようなもの。その年の運勢を知らせるももので武者が往来するように見えたら戦争が、担架を見れば病が、祭礼であれば景気がいいとされた。狐の仕業といわれこの時期に見慣れない人がいた場合、狐だという。そのあたりが練兵場ができたので、今は見えない。
余談ですが、ところでこの話が記録された頃に宮沢賢治がまだ存命で、銀河鉄道の中に出てくる、狐座の話はこの狐だてがイメージされていらしい。
呼はり山 相州内郷村話
東京都八王子市上川町の今熊山は、ここの山頂に上がって天狗などに神隠しにあったものの名を呼ぶと、その人の足が止まって見つかるという。また、うせものの名を呼ぶと出てくるという。
あまり単語登録できないような話もあって、毎日ツイッターで更新しています
妖怪IME登録何その話という方は
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http://youkai.seesaa.net/article/2086247.html を見ていただければと
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2018年06月26日
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